ALESSANDRO ALESSANDRONI

 

イタリアの隠れた天才、アレッサンドローニの作品を紹介。

サントラの数は少ないですが、その分ライブラリーレコードで凄い作品を数多く残しています。

 

 
AFRIQUE-AUSTRALIE-NOUVELLE-ZELANDE (ST GDP)
★★☆
ANGOSCIA (OCTOPUS)
ライブラリーレコードです。「RASKOVICH」名義の作品で14曲中7曲がアレッサンドロー二の曲です。全曲土着的なリズムが主体のナンバーです。「山奥に住んでいる部族が祭り等で奏でる音楽」そんな感じです。ひたすら太鼓が同じリズムを繰り返しています。1〜2曲ならまだしも全曲となるとチョット辛いですね。アレッサンドロー二のサウンドの欠片も聴けません。
ライブラリーレコードです。珍しくサントラに使われていてもおかしくないタイプの曲が多いです。サスペンス映画のサントラと言った所でしょうか。暗い感じの旋律ですがアレッサンドローニらしい「INCERTEZZA」、マカロニ風な「AGONIA」がオススメです。残念な点は曲のテンポが余りにも遅い事です。思わずプレイヤーの回転を早くしちゃいました。
 
★★★☆
AU SERVICE DU DIABLE (LUCERTOLA)
★★☆
A WAY TO REMENBER (BEAT)
ノラ・オルランディの作品とのカップリング盤CDです。どちらもホラー映画です。スキャット・ナンバーとドロドロした曲調のナンバーとが半々位の割合で入っています。幻想的な女声のスキャットをフィーチャーしたテーマ曲の「DEVIL'S NIGHTMARE」 、喘ぎ声スキャットの「DARK DREAMER」等、スキャット・ナンバーはテーマのアレンジ違いが多いです。
アルバムの全体を通してイージーリスニングの色が強いです。曲自体はそれ程悪く無いんですけど、アレンジがシンプルな分だけイマイチな印象が強いです。「ENCHANTED COAST」、「HOPEFUL TRIP」の2曲が良い出来です。前者はフリューゲル・ホーンをフィーチャーした哀愁系、後者はコミカル・タッチのアレンジで「ミスター・ノーボディ」に似ています。

 

★★★☆
A TRIP AROUND THE WORLD 8STELLA)
★★★★★
ALESSANDRO ALESSANDRONI (SR)
ライブラリーレコードです。ハーモニカをフィーチャーしたナンバーが何曲も入っています。ポップなジャズ・フュージョンと言った感じです。スローなワルツの「ROCKING MOON」、同じテーストの「GARGANO」、口笛をフィーチャーしたボサの「SEVEN STARS」等、良い曲満載のアルバムです。

ライブラリーレコードです。アレッサンドローニの作品の中でベスト3には入る出来です。A面はファンキーなナンバーからポップなナンバーまで幅広く聴かせ、B面はスキャット全快のナンバーが並びます。A面は男性の絶叫系スキャットをフィーチャーした「RIVHIAMO」、バカラック・テーストな「EVOLUTION」。そしてB面からダバ・ダバ全快の「GIOVANE FLIRT」、哀愁たっぷりな「CIELO GIALLO」、「ON THE BOAT」が最高の出来。

 
★★★
ALESSANDRONI+PAUL+HONESTY (TRIDEM)
A TRIP THROUHT THE MUSIC (BEAT)
クラブ系の人たちとのコラブレーションに挑戦した意欲作。スキャットをフィーチャーしたドラムン・ベースの「NEONATO」、女性ボーカルが唄うボサの「LA BAIA」、同じく女性ボーカルが唄うスローなバラードの「WITHOUT YOU」は間奏部部に挿入される口笛の音色が最高です。軽いラテンのリズムにオルガン、フルートが絡む「ATRIUM」も気持ち良い仕上がりです。
BEATから出ているCDで全編イージーリスニング的な内容のモノです。
 
BAROQUE MANDOLIN (PENTA FLOWERS)
★★
CREPUSCOLO DI FUOCO (BEAT)
ライブラリーレコードです。タイトル通りのマンドリンが主体のバロック・ミュージックです。シンプル過ぎて全然駄目です。
A面がデ・マージのサントラです。アレッサンドロー二のサントラはB面のみの7曲です。オーケストラ、コーラスによるマカロニ風な曲調の「CREPUSCOLO AD ATENE」。この曲のアレンジ違いが2曲あって、それは良いです。他の曲ではマンドリンが主体の民謡の様な曲が多く、イマイチです。
 
★★★
CARATTERISTICI VARI (USIGNOLO)
★☆
CONTEMPORARY AND PAST EVENTS (PENTA FLOWERS)
ライブラリーレコードです。短めの曲が21曲も収録されているアルバムです。高速テンポのジャズ・フュージョン「PICCOLA FUGA」、サンバのビートにギターが旋律を刻む「AMICO」、ブラスとコーラスによるソウルフルな「FOGGY PLACE」等、フュージョンよりのナンバーが多く、小粒な印象です。
ライブラリーレコードです。全曲シンセによるナンバーです。全然面白くない音です。イマイチ。
 
★★★★
DI TRESETTE CE N'E' UNO TUTTI GLI ALTRI SON NESSUNO AND OTHER WESTERN THEMES (HEXACORD)
★★★★
EL PURO (HEXACORD)
サントラ2作品とLIVE、ソロ作品が収録されています。7曲がマカロニのサントラです。テーマ曲は口笛によるユーモラスな雰囲気を醸し出しているナンバーです。このアレンジ違いが何曲も入っています。「雨にぬれても」に何処と無く旋律が似ています。LIVEの方はアレッサンドローニの口笛による「荒野の用心棒」、「夕陽のガンマン」等のマカロニ・ナンバーを収録。このLIVEは音が悪いですけど感動します。他の曲も良いです。
自身の作品とカバー作品等のマカロニ・ナンバーを中心に集められたCDです。「EL PURO」のサントラからテーマとメドレー形式で合計2曲収録されいます。「続・夕陽のガンマン」を思わせるアレンジのテーマ曲が素晴らしいです。 メドレー形式の方も良い曲ばかりです。「SINBAD E IL CALIFFO DI BAGDAD」から3曲収録。エッダのスキャットをフィーチャーした「LOVE THEME」が良いです。 この作品にもLIVEが収録されていて、マカロニ・メドレー等が入っています。
 
★★★☆
E IL SUO COMPLESSO (SR)
★★☆
ERO L'ATTENDENTE DEL KAISER (CDB)
ライブラリーレコードです。女声のスキャットをフィーチャーした「PRIMAVERA」、「INTIMITA」、「BOSSA ITALIANA」の 3曲がとにかく凄いです。他ではジャジーな「LUNGO LA STRADA」、「HAMMURABI」、「DAIGRAMMI」の3曲、これは正に今のクラブ仕様のナンバーです。巷では目茶苦茶レアなアルバムとして有名ですが、内容的には個人的にそれ程でも無いと思います。
2曲入のEPです。2曲とも演奏のみの作品。アレッサンドローニの口笛をフィーチャーしたA1「ERO L'ATTENDETE DEL KAISER」、同じく口笛によるB1「ORMAI ORMAI」は曲調がファンキーで、サビでコーラスも入り盛り上がります。
 
ITTIOLOGIA (CARDIUM)
   
ライブラリーレコードです。アレッサンドロー二の曲は12曲中3曲だけ収録されています。この3曲が全く駄目です。殆ど環境音楽みたいな感じでコレと言ったメロディがある訳でも無く、聴けません。    
 
★★★
INCHIESTA (CMT)
IL TEMPO DELLO SPIRITO (FLIRT)
ライブラリーレコードです。曲の出来は悪く無いと思いますが、軽めのアレンジの為か、曲の印象はそれ程良くありません。気に入っているのは、口笛による「FEMMINISMO」、ダバ・ダバ・スキャット爆発の「COLLETTIVO」ぐらいですか。
ライブラリーレコードです。スキャットをフィーチャーした曲が結構入っていますが、曲が完全に宗教系のナンバーばかりでイマイチです。
 
★★☆
INDUSTRIALE (OCTOPUS)
★★★
LISTEN TO MY HARMONICA (DUSE)
ライブラリーレコードです。環境音楽みたいなアルバムです。メロディアスなモノは無く、音の繰り返しが延々と続いて行くパターンの曲が殆どです。
ハーモニカの名手F.DE GEMINIのアルバムですがアレッサンドローニが7曲書いています。アップテンポのリズムにハーモニカが乗る「BIG NEWS」、目面しくブラスのアレンジで聴かせる「WALKING IN THE RAIN」が良い出来です。
 
★★★★
LES VOCALISES MODERNES (ST G D P)
★★★

ペイネ愛の世界旅行 (キング)

ライブラリーレコードです。全曲イ・カントーリ・モデルニのスキャットをフィーチャーした曲が並びます。全曲スキャットですが、全て良い訳ではありません。バロック・ジャズ風な「FUGA D'AMORE」、ゆったりとしたリズムにスキャットが乗る「LA PARTENZA」、ワルツのリズムが心地良い「GIOCANDO CON LE NOTE」辺りがイイ感じです。
これはモリコーネの書いたテーマ曲の方が有名な作品です。確かに、このテーマ曲は素晴らしい出来で他の曲ではチョット敵わない感じです。収録曲は色々な国のイメージを連想させるナンバーが多いです。そんな中、ワルツのリズムによる「フリューゲルのスケート」、ロック・テーストの「従男爵」の2曲は良いです。未発表曲収録の2枚組のCDも出ています。
 
★★★★
ペイネ愛の世界旅行 (ワーナー)
★★★★
ペイネ愛の世界旅行 (GDM)
日本盤2枚組CDです。LPには未収録のナンバーが追加されてのCD化です。1枚目にはアレッサンドロー二の曲だけ、2枚目にはモリコーネが書いたテーマ曲(色々なバージョン違い)だけを11曲収録しています。出来としてはモリコーネの方が上です。
イタリア盤CDです。日本盤CDに収録されていたアレッサンドロー二の曲は全て、こちらにも収録されています。日本盤CDのモリコーネの11曲は全てでは無く7曲を収録。しかし、その代わりと言う訳では無いと思いますが、日本盤CDには未収録のテーマ曲のボーカル・バージョンがコチラには入っています。日本盤、イタリア盤、合わせて完全版と言う事です。
 
LO STRANGOLATORE DI VIENNA (BEAT)
★★★☆
LIGHT AND HEAVY INDUSTRY ( COLOURSOUND)
ホラー映画のサントラです。舞踏会のシーンのバックで流れている様なオーケストラによる「SEQ.1」。同じテーストの曲が何曲も入っています。面白くありません。
ライブラリーレコードです。これは正にライブラリーらしい作品で、好き嫌いが分かれると思います。私は好きです。カナリ実験的な音作りです。殆ど環境音楽の「WORK CYCLE」、テクノ風な「COLOUR INDUSTRY」、唯一まともなワルツ・ジャズの「MICROBIOOLOGY」 が好きです。
 
LADY FRANKENSTEIN (BEAT)
★★★★
L'ARMONICA A BOCCA (PONY)
ホラー映画のサントラです。イタリアのホラー映画では無く60年代前半のアメリカの恐怖映画のサントラの音に近いです。イマイチです。
アレッサンドローニとF DE GEMINIのアルバムです。 外れ曲の無しの作品ですが、そんな中でも一押しは、ボサの「LA SCORSA ESTATE」、サンバの「HOLIDAY GARDEN」 の2曲はカナリ強力です。
 
★★★
LESBO (CAM)
★★★★
L'ORA DEL COCKTAIL (CENACOLO)
A面のみです。デ・マージのとの競作です。女性ボーカルが唄うジャジーな「QUALSIASI COSA」、ウキウキ系のコーラスをフィーチャーした「L'ISOLA DELL'AMORE」等、アレンジをデ・マージが担当している為かそっちの色の方が強く出ています。

ライブラリーレコードです。このアルバムは捨て曲が無い作品です。曲調も色々でカナリ楽しめます。B面の方がイイ曲が入っています。勿論スキャット・ナンバーも入っています。軽いラテン・タッチの「VERDEMARE」、ボサの「CHEZ MAURICE」が良いです。

 

★★★★
LA GENTE DI CAMPAGNA (JOLLY)
★★★
LA NATURA E L'UOMO
2曲入のEPです。I SETTE LATINIなるボーカルグループのレコードで2曲ともアレッサンドローニが書いています。歌声からしてイ・カントーリ・モデルニの変名作品だと思います。綺麗なハーモニーで聴かせるA1「LA GENTE DI CAMPAGNA」。B1のイエ・イエ系の「IL JERK」が特に最高です。 絶叫系コーラスをフィーチャーしている辺りもアレッサンドローニらしい所です。
ライブラリーレコードです。3曲のみです。「BASSA MAREA」、「VENUS」、「VENUS」、何れも綺麗な曲調の静かなナンバーです。女声スキャット、口笛による「VENUS」がオススメです。
 
★★
MODERN BAROQUE 8CONROY)
★★★
STRANGE SITUATIONS (HEXACORD)
ライブラリーレコードです。6曲のみです。いちょうバロック・ジャズ風なナンバーをやっています。余りパットしませんが、オルガンをフィーチャーした「CONVIVIAL」だけは良い曲です。
ノラ・オルランディの曲とアレッサンドローニの曲が入っているCDです。7曲収録。モデルニのスキャット・ナンバーが沢山入っています。7曲とも自身の作品「OPEN AIR PARADE」に収録されているナンバーです。
 
★★★★★
MOSTRA COLLETTIVA (EDIMERC)
★★★
NEONATO (CRIPPLED)
ライブラリーレコードです。3曲のみです。「KEMA」名義の作品です。エッダのスキャットをフィーチャーしたジャジーな「SERENITA」、ボサの「SFUMATURE」、ギターによるバージョン違いの3曲です。R.DE FILIPPIとの競作とも言われています。その為、他の曲の中にもアレッサンドローニを思わせるナンバーがあります。
2曲入EPです。女性スキャットをフィーチャーしたアコースティックな響を聴かせるA1「NEONATO」、B1はリミックス・バージョンが収録されています。500枚限定盤。
 
★★★★
NOTES FROM THE WHISTLER (EDEL)
★★★☆
OPEN AIR PARADE (SR)
2008年のCDです。過去に作って来たマカロニやライブラリー作品等をセルフカバーしている作品。得意の口笛をフィーチャーしたナンバーも多く、どの曲も申し分ありません。お進めは、男性スキャット(息子)をフィーチャーした哀愁系の「WALKING ANGELS」、同じ様なテーストですが、こちらは女声スキャットをフィーチャーした「FOREVER」。口笛、女声スキャットによる「TENDERLY」は、これぞアレッサンドローニと言える旋律のナンバーで最高です。アコーディオンが奏でる「SEA BREEZE」も 良い曲で、このアルバムのベストの2曲です。
ライブラリーレコードです。コーラスをフィーチャーしたロック風な味わいの「SPIAGGE AZZURRE」、「MARMITTONE」の2曲が強力です。他ではモデルニのアカペラ・スキャットのナンバーなんかが入っています。
 
★★★★★
PANORAMIC FEELINGS (CANOPO)
★★★★★
PRIMAVERA (ST G D P)
ライブラリーレコードです。全編ボサ&スキャットと言う凄い作品です。ボサのビートに口笛が乗る「YOUNG FLIRT」、モデルニのスキャットが最高の同じくボサの「GREEN HILLS」、「SUNDAY THEME」の2曲は特に凄いです。官能的なエッダのスキャットによるワルツの「SUMMER EVENING」、絶妙なギターのカッティングにスキャットが絡むファンキーな「NORTH WIND」、 スキャット、ハープシコードによる「DRIVE」等、とにかく言う事無しの素晴らしい内容です。大傑作。
ライブラリーレコードです。これは多分編集版的な内容だと思います。しかし収録されている曲が素晴らしいです。自身のアルバム「E IL SUO COMPLESSO」に収録されていたボサ・スキャットが3曲全て入っているし、他にもスキャット、口笛等のナンバーばかりです。正しく哀愁と呼ぶに相応しい「EAU BLEUE」がお気に入りです。ニコライの曲も3曲入っています。
 
★★★★★
PRISMA SONORO (SR)
★★☆
PROBLEMI N.1 (SQUIRREL)
ライブラリーレコードです。全編エッダのスキャットをフィーチャーした作品で曲はモリコーネ・テーストなナンバーが沢山入っています。「CONGETTURE MELODIGHE」は完璧モリコーネです。一押しのナンバーはエッダのスキャットによる「VOCALI SUL PENTAGRAMMA」 で、これは名曲です。 「WIZARD OF SOUND」のCDにも収録されています。
ライブラリーレコードです。3曲のみです。明るいラテン・テーストの「PROGRAMMA TURISTICO」、プログレな「VITA ATTIVA」、「ZONA METALLIFERA」の3曲です。
 
★★★
PLAIN AIR (RCA)
★★★
ROMANTIC RETURN (BEAT)
ライブラリーレコードです。4曲のみです。「BAIOK」名義での作品で聴きやすいラウンジ・ナンバーが主体です。サンバのリズムにハープシコード、フルートが乗る「ALL TOGETHER」が素晴らしいです。バカラック・タッチの「MIKONOS」も楽しい出来です。
BEATから出ているイージーリスニング系のアルバムです。他にも何枚か出ている内の1枚です。ハーモニカをフィーチャーした「WEEKEND IN THE SOUTH」がアレッサンドローニらしいナンバーです。しかしこのシリーズはどうしてもサウンドが軽い印象です。
 
★★★☆
ROMANCE AND DRAMA (COLOURSOUND)
   
ライブラリーレコードです。全15曲、様々なタイプの曲が入っていますので楽しめます。男性コーラスとピアノが主体に演奏される少し暗い旋律のナンバー「REMEMBER」、同じ様に暗い曲調の「EPIC」もサスペンスタッチで良い曲です。ストリングス、ピアノによる「ROMANTIC VISION」は、アレッサンドローニらしい哀愁を感じさせる曲調のナンバーです。マカロニウエスタンに使われていそうな感じの「REFLECTIONS」、「NOBLE FEELINGS」の2曲もお勧めです。    
★★
REBUS (SR)
★★★★
RITMO DELL'INDUSTRIA N.2 (GRAND-PRIX)
12曲中2曲がアレッサンドローニの作品です。「SUL CAMPO DI BATTAGLIA」は、エレキギターが主旋律を奏でそれにエレピ、ブラス、ドラム等が絡むナンバーでイタリア刑事モノを連想させる仕上がりです。「SUL CAMPO DI BATTAGLIA U」も、エレキギターが中心ですが、こちらはそれにループするピアノが絡みサスペンス風な雰囲気を出した仕上がりです。どちらもアレッサンドローニにしては物足りません。
1曲目の「DIALOGANDO」はスキャットによる癒し系のナンバーです。他の曲は殆どインストで、一捻り、二捻り、三捻りと、捻りまくっている凄いナンバーが目白押しのアルバムです。オルガンが鳴り捲る「BASSO REGIME」、反復するベースにオルガン、フルートが絡む「CANTIERE」がカッコイイです。
 
★★★★
SIMBAD E IL CALIFFO DI BAGDAD (NAZIONAL)
★★★
7004 (INTERNATIONAL)
4曲入EPです。A1「TEMA DI SHEHERAZADE」は、エッダのスキャットをフィーチャーしたアレッサンドローニらしい哀愁を帯びた旋律のナンバーです。良い曲です。A2「SIMBAD E IL CALIFFO」は、オルガン、ストリングス、スキャットによる綺麗な曲調のナンバーですが、メロディはインドを感じさせる仕上がりです。B1「TEMA D' AMORE」は、A1の別バージョンで、こちらはオーケストラのみでジックリと聴かせてくれます。B2「MERCATO DI BAGDAD」は、コミカルな雰囲気を出しつつ、アレンジはインド風になっているナンバーです。4曲とも出来は良いです。
ライブラリーレコードです。1曲のみです。「RASKOVICH」名義の作品です。エッダのスキャットをフィーチャーしたロックなアレンジの「OVERLOOK」が収録されています。
 
★★★★★
SU LE MANI CADAVERE SEI IN ARRESTO (GDM)
★★★★
SANGUE DI SBIRRO (ESCALATION)
マカロニウエスタンのサントラCDです。アレッサンドロー二が手がけるマカロニでハズレる訳が無いです。最高です。1曲目プロローグの「GLI ORRORI DELLA GUERRA」は不協音的な要素に野ノイジーなギターが乗るジャーロ映画風なナンバーです。 2曲目の「GARY SKIES」がテーマ曲で、男性コーラスが唄う明るく軽快なナンバーです。曲調、アレンジを聴けばアレッサンドロー二と解る素晴しい出来です。モリコーネの「ガンマン大連合」のテーマをもっとポップにした様な感じです。 この2曲が主体で、テーマのアレンジ違いが半分以上収録されています。しかしそこはアレッサンドロー二、一筋縄では行きません。色々なタイプに変えて聴かせてくれます。口笛、スキャット等、本当に見事です。
イタリアのポリス物のサントラCDです。その為、収録されている曲も他の作曲家たち同様ファンク系のナンバーが中心です。しかし、そこはアレッサンドロー二、曲の出来が一つ、嫌、三つ上を行く極上ナンバーのてんこ盛りです。テーマ曲の「COP'S BLOOD」は「SHAFT」のテーマ曲を意識した様な感じのナンバーです。 哀愁を誘う旋律が聴ける「TEMA DA SUSIE」、エッダの悩ましいスキャットをフィーチャーしたファンク風な「LUXURY」、同じテーストながらアレッサンドロー二らしい口笛を使った「PHILADELPHIA」、イ・カントーリ・モデルニのコーラスとブラスによる「SKYCRAPERS」等、捨て曲無し、手抜き無しの素晴しい内容です。
 
★★★
SIFFLONS EN HARMONIE (ST G D P)
★★★
SUOR OMICIDI (BEAT)
ライブラリーレコードです。全曲、口笛によるナンバーです。口笛はアレッサンドローニ本人が吹いていると思います。口笛のアルバムと言う事でマカロニ全快のアルバムを期待すると裏切られます。確かにマカロニ風なのもありますが、数曲でそれ以外の曲調の方が多いです。「荒野の用心棒」に似ている「JOLIE SERENADE」、マカロニらしい「PONTILISTICA」は中々良いです。

ホラー映画のサントラだと思います。女性コーラスが唄う「オーメン」のテーマを思わせる「SEQ.1」。ギターによる「SEQ.3」、ピアノが奏でる「SEQ.5」、ストリングスによる「SEQ.9」は綺麗な曲調のナンバーです。そして最後に入っている「SEQ.10」は完全にソフト・ロックな曲で混声コーラスで聴かせてくれます。この曲は良い出来です。

 
★★★★☆
TEMPO LIBERO (PANDA)
★★★★
TRINITY GOES EAST (HEXACORD)
ライブラリーレコードです。6曲のみ。「RASKOVICH」名義の作品です。A面がスキャット、B面が口笛をフィーチャーしたナンバーが入っています。エッダのスキャットによる「COSTA SMERALDA」、「UN NON SO CHE」、口笛による「MEDITAZIONI」が出来としては良いです。「MEDITAZIONI」はモリコーネの「恐怖に襲われた街」に似ています。R.DE FILIPPIの曲が5曲入っていますが、そちらの曲も素晴らしいです。
アクション映画のサントラです。しかしそこに収録されている曲は完璧マカロニウエスタンです。口笛によるテーマ曲のカッコイイ事。哀愁溢れる旋律の「WEN-LI THEME」、 第二のテーマとでも言えるコミカルな「TRINITY IN THE MARCH」はアレッサンドローニのスキャットも入っていて最高です。 大体この3曲のアレンジ違いで構成されています。
 
★★☆
TORRE1/2 BEACH (COMETA)
★★★☆
TEMI RITMICI E DINAMICI (LIUTO)
2曲入のEPです。男性ボーカルがイタリア訛りの英語で唄い上げるポップスのA1「TORRE1/2 BEACH」、ジャケットの写真にピッタリな爽やかな旋律のインスト・ナンバーのB1「NOI DUE AICAMPEGGIO」の2曲です。

ライブラリーレコードです。A面のみです。フルートの爽やかな音色が心地良い「MOVIMENTO」、同じくフルートによる「DINAMICA」はドラムが打っていてカッコイイです。アコギ、ハープシコード、オルガンをフィーチャーした「RITMICA SPORTIVA」は曲としては普通よりチョット良い位の出来だと思いますが、アレンジが素晴らしく、次々に変化して行くリズム・パターンがタマリマセン。

 
★★★★
VACANZE (SR)
★★★
VETRINA MUSICALE (LEO)
ライブラリーレコードです。3曲のみです。その3曲とも出来は申し分ないです。オルガン、ハープシコードが旋律を奏でるボサ・ナンバーの「SENTIERO ALLEGRO」 がとにかく最高です。
ライブラリーレコードです。2曲のみです。ひたすら繰り返されるアップテンポのリズムにオルガン、フルートが絡む意外とカッコイイ「STATISTICA」、同じテーストの「INTENSIVO」の2曲です。
 
★★★
WAR ( COLOURSOUND)
WESTERN MELODIES (PENTA FLOWERS)
ライブラリーレコードです。アルバムタイトル通りの曲調のナンバーが結構入っています。殆どシンセによる演奏なので、その点が気に入りません。しかし良い曲も何曲かはあります。フィルム・ノワールを思わせる「DRAMATIC FLIGHT」、「狼の挽歌」をテクノ風にした感じの「CRUISE MISSILES」は良いと思います。
ライブラリーレコードです。アレッサンドローニの作品でこのタイトル、期待は膨らみますが、完全に裏切られます。マカロニでは無くカントリー調のナンバーばかりです。駄目。
★★★☆
WIZARD OF SOUND (HEXACORD)
   
アレッサンドローニのBEST盤的な内容のCDです。サントラは勿論ライブラリー音源も収録されています。全曲良い曲ではありませんが、そんな中で特に気に入ったのは「THEME FROM ROMANSING THE ISLAND」、 「LOVE THEME FOR EDWIGE」の2曲です。特に後者はエッダのスキャットによるナンバーでアレッサンドローニのスキャット・ナンバーの中でも上位にランクする出来です。    
 

 

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